2008年2月29日金曜日

論文執筆の葛藤

尊敬している大隅先生(東北大学)のブログからです。

大隅典子の仙台通信:無事投稿 2008年 02月 28日

研究者というものは論文書いてナンボだと思っています。
(学者なら本を書いてナンボですね)
私たちの分野(発生生物学、神経発生学、神経生物学等)では、若い人なら年に1本書ければ職があると思うのですが、この「書く」ことが案外難しいのです。
というのは、論文は基本的に「外圧がない」ので、本人が「書きたい!」という気持ちが強いか、ボスが「書きなさい」というプレッシャーを与えるか、がないと、ずるずるとどこまでも、どこまでも、何も書かなくても月が過ぎ、年が過ぎしてしまうのですね。

学位論文を出すときには、本人も周囲も「なんとかしなくては」という意識が強いのですが、それを過ぎると、「まだこのデータが足りない」「このデータが出 たら書こう」「先日の学会で、誰某さんからこうこう言われたから、そのデータを取ってみよう」などなど、いろいろな理由によって論文を書くのが後回しにな ります。
とっても共感できます。『早く投稿したい』のと、『もっとデータが出そう』な状況は、よくぶつかります。

悩ましいですね。

でも、いい仕事をするのが一番だと、思います。

2008年2月26日火曜日

G-COE spring 2008 database

セミナーで紹介した内容の追加情報です。

【遺伝子配列データベース】

【遺伝子発現データベース】【蛋白質構造データベース】【疾患データベース】

【実験材料データベース】
【文献データベース】
【パスウェイデータベース】【複合データベース】
【データベースのチュートリアル】【プライマー設計】
【論文検索支援】

【参考文献】
(1)

改訂第2版
バイオデータベースとウェブツールの手とり足とり活用法
遺伝子の配列・機能解析,タンパク質解析,プロテオミクス,文献検索,検索エンジン…etc. 真に役立つサイトを使い倒す!

中村 保一 /編 石川 淳 /編 礒合 敦 /編 平川 美夏 /編 坊農 秀雅 /編








(2)
ゲノム情報はこう活かせ!
比較ゲノム学を遺伝子・タンパク質の機能解析や疾患遺伝子探索に活用する方法がわかる

岡崎 康司 /編 坊農 秀雅 /編









(3)
システムバイオロジーの展開—生物学の新しいアプローチ

北野 宏明











(4)
システムバイオロジー—生命をシステムとして理解する

北野 宏明











(5)
システム生物医学入門—生命を遺伝子・タンパク質・細胞の統合ネットワークとして捉える次世代バイオロジー

児玉 龍彦, 仁科 博道










(6)
システム生物学がわかる!—セルイラストレータを使ってみよう

土井 淳/長崎正朗/斉藤あゆむ/松野浩嗣/宮野 悟 (著)











(7)
月刊バイオインダストリー 2004年9月号
特集:システム生物学の最前線

八尾徹/北野宏明/石井伸佳/冨田勝/上田泰己/有田正規/小谷秀示/小長谷明彦/大浪修一








(8)
生命-進化する分子ネットワーク—システム進化生物学入門
田中 博












(9)
医学のあゆみ 223巻11・12号
Quantitative Biology −定量的生物学

油谷 浩幸/石川 俊平/児玉 龍彦/他













【Webサイト】

【バックリンク】

● グローバルCOEセミナーレポートに掲載されました
● PubMedの使い方
● Google Scholarを活用しよう
● 薬物データベース
● in silico 創薬
● System biology bookmark: HM's webpage

2008年2月23日土曜日

オフィスのお節介をなくす10の方法

こういうことよくあるなぁ。

日常のプチイライラを解消してくれそうです。

Wordの「お節介をなくす10の方法」インデックス

1. アルファベットの1文字目が勝手に大文字になったり、記号に変換されるのを防ぐ
2. 「1.」や「・」が行頭にある文章を改行した際、勝手に箇条書きになるのを防ぐ
3. URLにハイパーリンクが勝手に張られるのを防ぐ
4. 単語の下に波線を引かれるのを防ぐ
5. 勝手にスペルチェックされるのを防ぐ
6. 図を挿入する際に、勝手に描画キャンバスが作られるのを防ぐ
7. あまり使わないメニューが勝手に隠されてしまうのを防ぐ
8. 「ファイルを開く」で、必ずマイドキュメントを参照しに行くのを書き換える
9. 新規文書のデフォルトの文字設定「MS P明朝」「10.5」を変更する
10. 起動時に作業ウィンドウが勝手に表示されるのを防ぐ

Excelの「お節介をなくす10の方法」インデックス

1. アルファベットの1文字目が勝手に大文字になるのを防ぐ
2. 入力文字が勝手に記号に変換されるのを防ぐ
3. URLにハイパーリンクが勝手に張られるのを防ぐ
4. 「開く」を選択した際、最初に開くフォルダを変更する
5. あまり使わないメニューが勝手に隠されるのを防ぐ
6. セルの列幅を狭くした際、グラフが勝手に縮小されるのを防ぐ
7. 新規ブック作成時のワークシート枚数「3」を変更する
8. 新規ブック作成時の文字設定「MS Pゴシック」「11」を変更する
9. セルに文字入力する際、続きが勝手に入力されるのを止める
10. 起動時に作業ウィンドウが勝手に表示されるのを防ぐ

PowerPointの「お節介をなくす10の方法」インデックス

1. テキストを貼り付けた際、サイズがやたら大きくなるのを防ぐ
2. 文字の量が多い時、フォントが自動縮小されるのを防ぐ
3. プレースホルダ内にテキストを貼り付けた際、2行目以降の行頭が1文字下がるのを防ぐ
4. テキストボックスや図形がグリッド単位でしか移動できないのを止める(その1)
5. テキストボックスや図形がグリッド単位でしか移動できないのを止める(その2)
6. アルファベットの1文字目が勝手に大文字になるのを防ぐ
7. URLにハイパーリンクが勝手に張られるのを防ぐ
8. 勝手にスペルチェックされるのを防ぐ
9. 文字量が増えたことでテキストボックスの幅が伸びるのを防ぐ
10. 複数の図形のタテヨコ位置をキレイに揃える

このブログの使い方


初めての方に、ご説明します。

【1】ブログ記事の探し方

 全文検索・ラベル検索から記事が絞り込めます。まず、全文検索するためには、左上部にあるブログ検索窓にキーワードを入力して、検索してください。また、このブログは、研究に関するキーワード(ウェブ・セミナー・ソフトウェア・プレゼンテーション・実験・日常・論文・書籍など)に注目した記事を掲載しますので、これらのキーワードをラベルとして、記事に付加して投稿しています。

【2】ブログ記事の更新確認

 ブックマークしていただいても結構ですが、RSSリーダーを使っていただくと便利なので、オススメします。ブログが更新されたときに、知らせてくれます。RSSの詳細は、livedoor Readerを参照してください。左下の(ATOM)がRSS対応を示しています。


【3】コメント

 コメントお待ちしております。

 このブログを立ち上げた目的は、『効率的な方法を探して、研究を加速する』です。ですので、私自身が見つけた情報に加えて、閲覧された皆様からも良い情報を教えていただくことにより、さらにより良い情報が提供できると考えました。皆様のお役に立てる情報をひとつでもお伝えできればと思います。

2008年2月19日火曜日

問題に解答をみつけよう

[今日の名言]
『勝者はどんな問題にも解答を見つけ、敗者はどんな解答にも問題を見つける。』

ロバート・アンソニー(心理学者)

cf.
◆「うすっぺら日記」:2008-02-16-Sat [今日の名言]

できる人は、問題解決ができる人であるということか?

調べてみたら、

どんな提案や発想にも、必ず問題点ばかりを指摘する人がいる。
考えられる問題を見つけることは大切なことだが、問題分析ばかりしている
評論家になってしまっていないだろうか?
重要なのは問題を見つけることではなく、その解答を考えることだ。

cf.
解答を見つけよう ・・・ ロバート・アンソニー

ということらしい。

今まで出席してきた学会では、の建設的な質疑応答が多かった。

常に問題意識を持とう

そして、セミナーなどでの質疑応答でも、建設的な意見を言うように心がけよう

と思いました。

はじまりのごあいさつ

はじめまして

システムバイオロジーを研究しています。

このブログでは、

『論文・プレゼンテーション・セミナー・ウェブ・実験・書籍・ソフトウェア・日常』

について、研究に役立つ情報を集め、アウトプットしていきます。