今日は『モチベーションは楽しさ創造から』の記事「リーダーが押さえておくべき10箇条」をご紹介します。
リーダーの人にも、その人の下についている人にもとても参考になる10か条です。
- サラリーマンは、仕事をしにいく人。ビジネスマンは、結果を出しに行く人。リーダーはビジネスマンでなければいけない
- リーダーは、「付加価値」を提供できなければならない。一歩踏み込んで、驚きや感動を与えることができる仕事をすること。
- リーダーとは、マネージャーの仕事に付加価値を加えた仕事ができる人。
付加価値とは、
1.目指す方向性が語れる。方向性=理念(ビジョンの面でのなりたい姿)+目標(数値面でのなりたい姿)+戦略(儲かる仕組み、ビジネスプラン、ロードマップ等の「理念、目標達成の為に何をするか」ということ)
2.リスクをとって革新に挑める
3.関心の対象は、「モノ」や「コト」より「ヒト」
4.短期に加え、「長期」で考えることができる
5.権力でなく、権威でヒトを動かす- リーダーの役割は、部下が積極的にチャレンジを行うという環境作りを行うことだ。「チャレンジしろ」とハッパをかけることではない
- リーダーは願望を語る事で終わってはいけない。目標を語るのが仕事。目標=願望+時限設定+行動計画
- 能力アップは、「実力線」と「認識線」がある。「認識線」は、「実力線」よりタイムラグが遅れてやってくる。「認識線」が上がらないことで部下が能力アップへの努力を諦めようとするのを、励ますのがリーダーの仕事である。「ネバー、ネバー、ネバー、ネバー、ネバー、ギブアップ」
- 部下がリーダーについていこうとするのは、「ついていけばトクがある」と感じるからである。
「トク」とは、あなたについていけば、優れたビジネスパーソンになれる。素晴らしいチャンスに巡り会うことができる。出世ができる。元気になれる。楽しく仕事ができる等々である。
リーダーは、自分がトクを提供できているかを常に自己チェックすることが大事。トクが提供できていなければ、リーダーとしての仕事は全うできないのだ。- リーダーは「他責」の前に、「自責」を行う必要がある
- 「任せビリティ」がリーダーの部下育成力をきめる
- スキルの高低、マインドの高低で4象限のマトリックスを作る。この4象限に基づき、人材育成の優先順位を考え、それぞれの対応を考えていく。
モチベーションは楽しさ創造から:リーダーが押さえておくべき10箇条
また、職場の観察力も重要なのだそうです。
私が取材をしていて感じるのは、ビジネスで成功していく人とそうでない人の間には、「職場の見取り」という点で、はっきりした差があることです。NBonline|【第50回】私の上司は「能力」が低すぎます!
このほか、NBonlineには上司の持つ問題を解決する手段について詳しく書かれています。
【参考サイト】
* モチベーションは楽しさ創造から:リーダーが押さえておくべき10箇条
* NBonline|【第50回】私の上司は「能力」が低すぎます!〜上司にさりげなくアドバイス〜
【参考書籍】
■ 新 将命 伝説の外資トップが説く リーダーの教科書