科学者たちは、電波は直進し、地球は球体であるという事実に基づき、理にかなった結論を出した、その事実だけで十分だと思い込んでいたからだ、しかし、十分ではなかった。そこにはさらに、方程式を覆す未知の事実があったのだ。ポール・スローン
イタリア人技師のグリエルモ・マルコーニは、電波が大西洋を越えることが発見したそうです。
当時は、電波を水平に飛ばせば、そのまま地球の接線上を直線的に進むと考えられていたので、専門家はみな、マルコーニの実験を嘲笑したそうです。
しかし、マルコーニの実験は成功したそうです。
地球の周囲には、電離層と呼ばれる電波を反射する大気の層が存在するからでした。
「前提」や「先入観」は、時として新しい発見や発明を妨げるといういい例ですね。
【参考書籍】
■ ポール・スローン イノベーション・シンキング 2007
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世の中の説明に絶対はないということも忘れてはいけませんね。
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