2008年10月29日水曜日

議論のルール


あかさか あきおさんのブログ『負けまいとする心でしょう!』からとても参考になる議論のルールについての記事を引用します。

1. 他人の発言をさえぎらない
2. 話すときは、だらだらとしゃべらない
3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない
4. わからないことがあったら、すぐに質問する
5. 話を聞くときは、話している人の目を見る
6. 話を聞くときは、他のことをしない
7. 最後まで、きちんと話を聞く
8. 議論が台無しになるようなことを言わない
9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない
10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない

ちょうど最近、橋下知事と大阪の高校生の意見交換会の様子を見て、
つくづく日本の子どもは議論ってもんができないなーと思った。
学校で議論のやり方なんて習ってないんだよな。

・・中略・・

それで国際的に見ると、↓こういう評価になるようだ。

端的に言って、日本人は切れる。ぶっちぎれる。本人の怒りの導火線に火がつくと止まらない。でも、何故怒っているかという部分に関し、よくわからないことが多い。「何で?」と。もちろん切れた本人もわかってないことがある。とにかく切れている。そこに意図がない。制御できない怒りの発露と言えば聞こえがいいけども、要するに暴走。

一方、中国人が怒っている場合、その目的は結構わかりやすい。これまた端的に言うと、「怒ることでメリットがある」場合が多い。「何故、怒るのか?」に答えがある場合が圧倒的に多い。ベースには計算がある。損得勘定がある。怒ったことでトクをするから怒っている。
実は短気な日本人(タケルンバ卿日記)

負けまいとする心でしょう!:フィンランドの5年生が作った議論のルール

・個人的には、ルール1, 3, 8を心がけようと思います。
(試合のように審判が客観的に判断してくれるといいのですが・・・。ディスカッションをはき違えている方も多いですので、つい引きずられてしまいます。)

・高校生の議論の一部を見ていると、今回高校生が議論で負けたのは、主張を支える根拠が少ないのが原因ではないでしょうか。現状報告だけでなく、例えば、教育費を削減することによるデメリットや、教育費が必要な理由を具体的に議論すると良いのではないでしょうか?税金の無駄遣いを指摘するのは、議題と少しずれていると思います。


【参考サイト】

* 負けまいとする心でしょう!:フィンランドの5年生が作った議論のルール

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