論文捏造
村松 秀 (著)
発売年:2006
《目次》
はじめに
プロローグ
第1章 伝説の誕生
第2章 カリスマを信じた人々
第3章 スター科学者の光と影
第4章 なぜ告発できなかったのか—担保されない「正しさ」
第5章 そのとき、バトログは—研究リーダーの苦悶
第6章 それでもシェーンは正しい?—変質した「科学の殿堂」
第7章 発覚
第8章 残された謎
第9章 夢の終わりに
エピローグ
放送歴・受賞歴・番組スタッフ一覧
ベル研で発生した、史上空前規模の論文捏造事件についてのドキュメンタリー番組の文庫本です。研究所の財政的事情・論文の共著者のネームバリュー・科学雑誌の話題性の高い研究への依存などの環境要因に加えて、シェーンへの教育のあり方が、この事件の根源にあるのでしょう。
村松さんは、とてもわかりやすく物理学を説明してくれていますので、研究に携わるたくさんの方々に読んでもらいたいですね。
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