2008年7月5日土曜日

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 先日、北野 宏明 先生の講演『A robustness-based approach to systems-oriented drug design
』を聴く機会がありました。その模様は、『グローバルCOEイベントレポート』にまとめてありますのでご覧下さい。

 講演では、話題のひとつとして酵母を使った遺伝子の過剰発現に対する細胞のロバストネス(頑強性)を観察する実験が紹介されていました。初めて知った実験方法ですが、興味深くノートを取っていました。

 今回紹介するサイトは、その北野先生と一緒にお仕事をされている守屋 央朗 さんのサイトです。講演で紹介されていた酵母を使った「遺伝子綱引き法」を開発された方なのだそうです。

 『一般的なシステムバイオロジーの概念とは?』『ロバストネスとはなにか?』など、システムバイオロジーについてわかりやすく説明れています。個人的には、癌細胞の細胞周期システムに興味があるので、サイクリンの合成とCDKの活性のシミュレーションに注目してしまいました。


【参考サイト】

* HM's webpage|TopPage
* MEIcenter in silico medicine|グローバルCOEイベントレポート
  『in silico medicine 第5回 定例シンポジウム』での北野先生の講演内容のレポートです。


【関連記事】

● in silico medicine 第5回 定例シンポジウムに参加しました
  北野宏明先生・横田秀夫先生・野村泰伸先生・浅井義之先生の講演について紹介しています。

● G-COE spring 2008 database
  システムバイオロジーの参考書を紹介しています。

● IUPS Physiome Project

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