八面玲瓏(はちめんれいろう)
心を穏やかに保ちながら、生きたいですね。
Scince 2008.2.19 まずとか!
独学を続けていると、人生が変わる。
知識が増え、それにつれて考え方や視点が幅広くなっていくからである。
考え方が変わるのだから、価値観や行いも変わる。其の行ないは当然ながら他人の目に映り、そこから人間関係も変わっていくことになる。すなわち、人生が変わる。
また、独学しているうちに、自分に強い影響を及ぼす書物に出会うことにもなる。そういう本は生涯で数冊程度だが、人生の友となるものである。このような本を持つことは確かに大きな幸せの一つであるはずだ。白取 春彦 勉学術
科学者たちは、電波は直進し、地球は球体であるという事実に基づき、理にかなった結論を出した、その事実だけで十分だと思い込んでいたからだ、しかし、十分ではなかった。そこにはさらに、方程式を覆す未知の事実があったのだ。ポール・スローン
ポイントで学ぶ科学英語論文の書き方
小野 義正
出版年:2001
最近新たにもう一冊出版されています。
ポイントで学ぶ 科学英語の効果的な書き方
小野 義正
出版年:2008
■よりよく働くために心がけるべき10のポイント
- 一度に一つのことをやる
- 問題が何かを理解する
- 人の話を聞けるようになる
- 質問できるようになる
- ナンセンスとセンスを区別する
- 変化は避けられないものだと受け入れる
- ミスを認める
- シンプルに話をする
- 落ち着く
- 笑顔で
How to work better.
1 Do one thing at a time
2 Know the problem
3 Learn to listen
4 Learn to ask question
5 Distinguish sense from nonsense
6 Accept change as inevitable
7 Admit mistakes
8 Say it simple
9 Be calm
10 Smile
特に上司の場合、部下にどのようなコメントをするかということ自体が、上司の能力として問われている。「コメント力」で給料をもらうと言っても過言ではないだろう。ところが現状はコーチングの講習を受けなければいけないほどに、上司はコメントに対して無自覚的である。部下をただけなしてしまったり、現状分析はするが、改善する方向に行かないようなコメントをしている。それは自分がコメントしているのだという自覚が足りないところから来ている。コメント力 斎藤 孝
建設的な関係を築くための7つのルール
1. 相手をあるがままに受け入れましょう
2. 相手をほめ、感謝の気持ちをくり返し伝えるようにしましょう
3. 誠実なコミュニケーションを心がけましょう
4. 互いの立場や意見の違いを認めましょう
5. 相手がめざす目標を応援しましょう
6. 相手にも間違いをおかす権利があることを認めましょう
7. かなえられない願望を目標としてとらえなおしましょう
これは、説明不要でしょう。部下のやる気を引き出す前には、リーダーと部下の間に建設的関係が構築されているのが前提条件になります。モチベーションは楽しさ創造から
「日本企業は中国人に人気がない」という話を知っていますか。特に中国人を中心にアジア人の転職先では、日本企業は人気がありません。事実、日本の企業 に入社した中国人ビジネスパーソンの多くは、数年後に欧米企業へ転職してしまいます。「日本企業は充実した研修をさせてもらえるところ。出世を考えるなら 欧米企業」と考える人が多いのです。
水口和彦さんのブログから『会議をしない会社』についての記事を紹介します。
話し合いの時間設定に集中力を考慮している点が合理的ですね。
【参考サイト】
* 時間管理術研究所:「会議をしない会社」 が存在する理由
【関連記事】
● 議事録の書き方
● 【ひとこと】日本人は会議が非常に下手である
したたかな生命
北野 宏明,竹内 薫
2007
《目次》
プロローグ アキレスの踵
第1章 したたかに生きる強さの条件-ロバストネスとはなにか
第2章 強くなればなるほど弱点が生じる-ロバストネス・トレードオフインターミッション ロバストネス・トレードオフと組織
第3章 ロバスト・システムとしての癌-癌をシステムで考える
第4章 遺伝と共生をつなぐ進化のシステム-ロバストネスによる新進化論
エピローグ 宇宙の中の共生
【関連記事】
● in silico medicine 第5回 定例シンポジウムに参加しました
北野 宏明先生の講演の内容の多くが本書に書かれていました。
本ブログでご紹介した【本棚】をまとめておきます。
1.【本棚】最近購入した本
2.【本棚】アポトーシスとシグナル伝達
3.【本棚】薬物代謝学と生物薬剤学
4.【本棚】P450とバイオデータベース
5.【本棚】統計学
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「勉強と仕事は要領よく効率的に。趣味や遊びは一生懸命がむしゃらに」、こんなキャラクターが世界基準になっていい時代ではないでしょうか。
本田直之
本ブログでご紹介した【研究本】をまとめておきます。
1.【研究本】99・9%は仮説
2.【研究本】大学院生のためのアタマの使い方
3.【研究本】図で考えれば文章がうまくなる
4.【研究本】グリンネルの研究成功マニュアル
5.【研究本】生物と無生物のあいだ
6.【研究本】創造的論文の書き方
7.【研究本】会議の技法
8.【研究本】理系のための人生設計ガイド
9.【研究本】ビジネスメール ものの言い方「文例」辞典
10.【研究本】ドクター・中松の発明ノート
11.【研究本】論文捏造
12.【研究本】新しい薬をどう創るか
13.【研究本】不確実性のマネジメント
14.【研究本】創造的技術者のための研究企画
15.【研究本】技術者・研究者になるために
16.【研究本】新薬誕生—100万分の1に挑む科学者たち
17.【研究本】理系のための楽しい研究生活
18.【研究本】したたかな生命
19.【研究本】ポイントで学ぶ科学英語論文の書き方
20.【研究本】国際会議・スピーチ・研究発表の英語表現
21.【研究本】システムの科学
22.【研究本】勉学術
23.【研究本】論理的な文章が自動的に書ける!
24.
25.
本ブログでご紹介した【ひとこと】をまとめておきます。
1.【ひとこと】出藍の誉れ
2.【ひとこと】水清ければ魚棲まず
3.【ひとこと】慌てる蟹は穴に入れぬ
4.【ひとこと】丸い卵も切りようで四角
5.【ひとこと】大統領のように働き、王様のように遊ぶ
6.【ひとこと】建築は本のように、読み取れる人だけが本当にわかる
7.【ひとこと】パーキンソンの膨張する仕事の法則
8.【ひとこと】先入観がアイディアを封じ込めてしまう
9.【ひとこと】人の行く裏に道あり花の山
10.【ひとこと】手を動かすこと
11.【ひとこと】「意見」を言う人から、「アイデア」は出てこない
12.【ひとこと】選難楽
13.【ひとこと】人を動かす唯一の方法
14.【ひとこと】喜びの歌
15.【ひとこと】人が何かをやりたいとき、時間がそれを拒絶することはない。
16.【ひとこと】プロフェッショナルへの道は、「働く意味」と「仕事の報酬」を知ることから始まる。
17.【ひとこと】やるほど仕事は味が出る
18.【ひとこと】日本人は会議が非常に下手である
19.【ひとこと】勉強と仕事と趣味と遊び
20.【ひとこと】最高の説明の方法
21.【ひとこと】八面玲瓏(はちめんれいろう)
22.【ひとこと】非真面目を、不常識にやれ!
23.【ひとこと】習慣は自然の如し
24.【ひとこと】成功への最短コースを取捨選択していくこと
25.【ひとこと】平気、平気。混乱しているけれど、大丈夫
「時間の無駄」と思うことにそれほど違和感はないです。特に研究が面白くなっている時期に就職活動に時間をとられるのはかなり不満でしょう。「将来がか かっているんだ。不満もへったくれもない」という意見もあるでしょうが,学生である以上,学びの機会を邪魔することは本末転倒も甚だしいのではないかと感 じます。
さて、もうすぐ就職活動が始まる…わけではないんですね、今年は。なんでも今年は年明け前後に始まるのだとか。たぶん大学がわの強い要望なのでしょう。
就活に時間をとられて勉学に気が入らない、という主張です。わからんでもないですが、時期をずらしたところで期間そのものに大きな差は生まれないでしょうね。
理系のための楽しい研究生活
坪田 一男
2007
坪田 一男 先生の3つのフレームを紹介します。
Value: ごきげんに生きる!
Mission: 人の可能性を拓く!
Strategy: サイエンティフィックにアプローチする!
日本の主要製薬会社18社の過去の製薬開発を見てみると、
1つの薬を開発するのに9~17年、平均500億円がかかっているそうです。
2万種類の新たな化合物を合成しても、
臨床段階を通過するのが3種類、
申請段階に到達するのが2種類、
最終的に承認されるのが1種類。
平均して2万分の1しかないと。
日本人は会議が非常に下手である。というのは、おそらく大きい利益があっても、その一つのところでも悪いことがあると、その悪いことだけに目をつけてみんなしてつついてしまう。ニワトリがそうだ。ニワトリという動物は、一羽がちょっと血が出ていると、よってたかってその傷のところをつついて、殺してしまう。
・・中略・・
そういうふうな、いわゆるニワトリ会議を開いてやせんかということだ。それで大局を忘れてしまって、末梢的なことだけに終わってしまう会議をしてやしないかということである。本田 宗一郎 俺の考え
新薬誕生—100万分の1に挑む科学者たち
ロバート・L.シュック,小林 力
2008
治らない病気で苦しむ患者さんを日々診察していたあるお医者さんが、新しい治療薬が臨床で使われた時にこう感じたのだそうです。
「病気は薬で治るんだ!」
人の命を救う薬が一つでも多く誕生することを願います。
《目次》
第1章 エイズと闘う—ノービアとカレトラ
第2章 心の病から人生の再出発—セロクエル
第3章 本当に勝った人エインスリン—ヒューマログ
第4章 喘息のつらさを救った薬—アドエア
第5章 奇跡のバイオ医薬品—レミケード
第6章 癌治療の扉を開く—グリベック
第7章 世界一の薬はこうして生まれた—リピトール
【関連記事】
● 【研究本】不確実性のマネジメント
公開シンポジウムと討論会
「細胞・発生研究への数理科学的アプローチ〜先端研究から探るアクションプラン」
1.概要
日時
9月2日(火) 10:00−18:50
9月3日(水) 9:00−17:00
場所
理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
C棟1階オーディトリアム(定員140名、日本語、事前登録)
主催
独立行政法人理化学研究所
2.本シンポジウムのねらい
本シンポジウム(主催、理化学研究所)は、「細胞・組織スケール」でのライフサイエンス研究における次世代の研究の方向性を探る目的で、特に複雑な生命現象を多次元・多階層で理解するために不可欠な数理科学との融合に焦点を当てて行うものです。
分子生物学・細胞生物学などの研究進展により、この十年間でライフサイエンス分野の研究は大きく前進いたしました。ゲノム研究、幹細胞研究、脳科学研究など重点的に推進された研究からは、特に多くの新たな知見が次々と生み出され、まさに日進月歩の目覚ましい進歩を見て取ることができます。
こうした研究は生命現象の基礎となる要素(エレメント)に関しての大量の情報を生み出してきました。一方で、次のレベルの生命科学の発展には、如何にこれらの多数の要素がシステム化され、複雑な生命現象自体を引き起こすのか、という問いに挑むことが不可欠となってきています。こうしたなか、遺伝子そのものを扱うゲノムインフォーマティクスや、タンパクの分子レベルの挙動を研究するタンパク構造科学や分子動力学などは、いち早く数理科学・計算科学との融合を進めて来ています。
これに比して、細胞生物学や発生生物学などの「細胞・組織スケール」の研究では、これまで数理科学・計算科学との接点が比較的限られたテーマに留まる傾向がありました。
それは、
1. 分子動力学などと異なり、「基本方程式」が存在せず、model-based approachに加えて、data-drivenの考え方を併用する必要があること
2. 従来のゲノムインフォーマティクスと異なり、細胞・組織スケール研究の対象では、多数の要素について質的な取扱いがヘテロであり、また多階層にまたぐことが多い
を始めとするいくつかの本質的な問題点が存在したことにも起因します。
しかし、「細胞・組織スケール」は細胞生物学や発生生物学に限らず、多くの生物・医学研究(ガン、脳、免疫その他)にも共通した生命現象の基本単位を対象とする研究であり、また現在最も爆発的に研究が進展している生命スケールでもあります。
このシンポジウムでは、実験(ウェット)、理論(モデル)、計測・摂動の3つの観点から専門家の先生方にお集まりいただき、「細胞・組織スケール」を中心とした細胞・発生研究と数理研究の融合を目指した最前線の研究をご紹介していただきます。
また、理化学研究所では、次世代スーパーコンピューター(ペタコン)の設置を神戸市ポートアイランドに進めており、2012年度末に完成を予定しております(初期稼働は2011年度末)。これに伴い、生命科学分野での次世代計算機利用の戦略を積極的に計画しております。そうした取り組みや研究開発のご紹介を併せて行います。
「細胞・組織スケール」での数理科学とウェット研究の融合による強力な研究推進体制のあり方について、専門家の先生方と参加者による自由な討論セッションを2日目の午後に計画しております。生命現象の統合的な理解を進めるために解決する必要のある「ギャップ」を、多面的に討論し、次世代研究へのアクションプランにつなげることを期待しております。
幅広い専門性をもたれた研究開発者の皆様のご参加をお持ちしております。
やるほど仕事は味が出る
さあ、今日も楽しみましょう。
月曜日は1週間の始まりです。
気分も新たに楽しみましょう。
同じ仕事でも楽しめる人とそうでない人では結果が違います。
だから、楽しくやりましょう。