今回は、松山 真之助さんの書評を紹介しながら、仕事をこなすために大切なことを考えてみます。
僕の思いつき冒頭では、「会社は教師のいない学校である!」と宣言。
企業が体育系の学生を好む理由を考える。体力とか根性が決め手ではない。では何か・・・それは、彼らが身につけてきた「縦社会における対人スキル」、それこそが評価されているのだと分析する。対人スキルとは先輩の言うことはなんでも従う・・といったものではない。
健全な体育系の縦社会には、実力重視な部分と、年長を敬うという、一見相反する仕組みが共存しているのである。1年生のエースがいる野球部でも、そのエー スはちゃんと先輩を立てて行動する、3年生といえども実力のある一年生エースは認めて応援してあげる・・・こういった縦社会である。そこには、微妙な空気 のやり取りがあり、それを身につけた体育系学生こそが「対人スキル」があるというわけだ。ふむ、なるほど、そういうことか・・・。学校と社会。二つの世界は、面白いリンクと関係性があったことに気付く。
・・中略・・
将来、有効となる能力とは、理解力、想像力、表現力の、3つである。
(鈴木光司、なぜ勉強するか? より)仕事のモノサシは、時間、コスト、労力。
行動とはすべて、「最初の5メートル」がもっともエネルギーを使う。
注意すべきは「半径5メートルの人間関係」である。
体育系マインドを持つ学生を好むのは、会社だけでなく研究室でも同じだろうと思いました。また、研究室では、講義を聴くだけという受け身のスタイルではなく、自ら学ぶという積極的な姿勢も必要ですね。
【参考書籍】
成功の五角形で勝利をつかめ!
三田 紀房
2008
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