2008年6月30日月曜日

クリエイティブな論文を書く

 クリエイティブな論文を書くには、50稿必要なのだそうです。2〜3稿でも結構しんどいですけど。もっと修行をしないといけませんね。まるでマラソンですね。

 島岡先生のブログから引用します。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、質の高い論文や原稿を書くためのコツは、何回も書き直すことです。通常は初稿があがった時点で同僚や共同研究者に見 せてコメントをもらいたいところですが、ここではあえてそれを薦めません。というのは初稿は通常非常に陳腐なアイデアや表現が詰まっていることが多いから です。

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初稿から第10稿程度までは「陳腐なアイデア」を出し尽くすための創造的破壊のプロセスです。その後、第30稿ぐらいになるとやっと面白いアイデアや切り 口、的を得た表現が生まれ始め、さらそれらを壊したり、成熟させたりして第50稿ぐらいで鑑賞に耐えうるような作品になるように思います。

第50稿(時には第100稿)までの過程はいわゆる”産みの苦しみ”をとともなう、時として非効率的で、過酷な精神修養ですが、これが『論文力』 をつける絶好のトレーニングであると考えます。この過程で常に人とディスカッションすることは必須ですが、クリティカルポイントである”後半1/3”に達 するまでは、原稿を人に渡すべきではありません。

ハーバード大学医学部留学・独立日記:論文力のつけ方



【参考サイト】

* ハーバード大学医学部留学・独立日記:論文力のつけ方

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