本日、講義をしました。
in silico drug discovery: インシリコ創薬
in silico medicine: インシリコ医薬
in silico 創薬の必要性が高まっている背景と、我が国におけるin silico 創薬の現状と基礎研究について、講義しました。
近年の医薬品の研究開発費の高騰と治験医薬の減少という創薬の過程の現状と、データベースの整備やシミュレーション技術の高精度化が背景となり、in silico 創薬は、今後注目されるアプローチになると考えています。
聴講された皆様、ありがとうございました。講義で得た内容を、是非今後の研究に取り入れてご活用下さい。
研究室内の学生さんに好評で、準備してよかったと思いました。
講義内容で使った参考資料です。
【参考文献】
■ 桑嶋 健一 不確実性のマネジメント 新薬創出のR&Dの「解」 2006
■ 勝部 純基 実学的創薬研究概論 2006
■ 厚生労働省医政局経済課 創薬の未来 新医薬品産業ビジョンと創薬のための5か年戦略 2007
■ 京都大学大学院薬学研究科 新しい薬をどう創るか―創薬研究の最前線 2007
■ 杉山 雄一 最新創薬学 2007−薬物動態学特性の解析は創薬のキーワード− 2007
【関連記事】
● G-COE spring 2008 database
講義の後半に話した、データベースやその使い方をまとめて記事にしています。
【参考サイト】
* E-Cell 3D
* グリッド上で次世代細胞シミュレータの開発に成功
* 医薬基盤研究所シンポジウム「in silico創薬の現状と展望」
* Cell Illustrator Projects
【バックリンク】
● 【研究本】新しい薬をどう創るか
● 【研究本】不確実性のマネジメント
お墓参り2024
2 か月前
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